本文へスキップ

研究内容Research


 マニピュレーション(物体の操り)を中心としたロボティクス・メカトロニクスに関する挑戦的研究に取り組み,そもそもの私たち人間における原理,そこから着想を得たロボットにおける原理,さらにはロボットならではの全く独自の原理について探り,基礎理論とシミュレーション技術の開発,実機実験による検証に至るまでの独創的な学術体系の構築を目指しています.また,医歯学や食品科学との学際融合領域に踏み込み,マニピュレーションならびにセンシングに関する新奇課題の創出,新奇システムの設計・実装論の構築に取り組んでいます.



ハンド,把持とマニピュレーション

 ハンドやグリッパを用いた対象物のマニピュレーション手法の構築を目指しています.特に,柔らかいハンドや柔らかい対象物のマニピュレーションに注目しています.


非把持マニピュレーション

 対象物を掴んだり摘んだりすることなく,手の平の上で滑らすように操る「非把持マニピュレーション」手法の構築を目指しています.特に,柔軟メカニズムを積極的に活用した劣駆動型マニピュレーションに注目しています.


食品操作・評価技術への応用展開

 対象物のモデリング,センシング,および,マニピュレーション技術を融合し,ヒトの摂食行動メカニズムの理解と機械システムによる再現を目指しています.


生体センシング